私的耳コピ譜面作成論
ゲームの話では無い。
耳コピした時の楽譜を作る話。音の取り方とかの話ではないので参考にはならないと思う。
耳コピが趣味だ。そりゃもう幼稚園生の頃からピアノは耳で聞いて覚える派だったので、楽譜を読むより聞いて覚えてたほうが弾けるようになるのが早い。それがいいか悪いかは別として。そしてどちらかと言えばアレンジ派ではなく完コピ派。
ところで高校生の時に、耳コピの譜面を「どうやって作ってるの?」と聞かれたことがある。
っていうか、ついこの間も聞かれた気がする。
どうやって譜面作ってるんだ??
結論から言おう。
(ちゃんとした)譜面はほぼ書いてない。
実は自分でもよくわかっていない。よくやる方法を上げていきたいと思う。
世の耳コピする人って楽譜作ってるの??
教えて耳コピ演奏者!
よく作る楽譜の種類
- ピアノソロ
- 単音楽器のN重奏
- 単音楽器+ピアノ伴奏
⓪記憶弾き
もはや楽譜でもなんでもない。
記憶を頼りに弾く。ただそれだけである。
①ベース音だけ取ってくる
1番よくやる方法。一人で演奏する時に有効。
メロディーラインは根性で覚えて、対応する小節のベースラインを取ってくる。
もしくはベースラインを根性で覚えて、対応する小節のメロディーを取ってくる。
誰がなんと言おうとこれらは楽譜である。ドイツ音名に混じって日本式の音名が混じってるのがミソ。
これはG1(競馬)のファンファーレ。比較的解読しやすい。
メロディーもベースもリズム覚えられない時はメロディーも書いて、その近辺にリズムとベースの音を書く。時間がかかるから本当はどっちかだけにしたい。
あとはベースにパーカッションなどのリズムを取り入れながら演奏する。和音などは雰囲気でつける。
当然人に見せられないので、自分だけしか使えない。
あとベースラインの弾き方がいつもお決まりのパターンになることが多く、引き出しを増やしたい。
②コードだけ取ってくる
①の亜種。↑の写真だと「A♭」とか「レ」とかしか書いてないけど、この場合は「A♭m」とか「DM7」とかもうちょっと詳しく書かれる。
メロディーラインはやはり根性で覚える。
コードが読める人かメロディーラインを覚えてきている人と演奏する時に有効。
基本的にはギターの歌本みたいな感じになる。
③アレンジを加えてちゃんと楽譜を書く
基本は①をやってからキーボードでラフに弾いたり、適当に楽譜ソフトに打ち込んだりしながら、ここは音減らしたほうがいい、こっちの音使ったほうがいいとあーだこーだしながら譜面を書く。
単音楽器のアンサンブル楽譜などに有効。
ただし、伴奏パートは書くのが面倒くさくなり、よくてコード記載、悪くてコードもベースもなく「COMP」とだけ書くことがある。通奏低音だってベース1音は書いてあるのに…
こんな楽譜になる。
④聞こえてきた音をそのまま羅列
完コピ譜面に有効。メモを取らずにそのまま楽譜を書き始める。1番楽っちゃ楽だし、原曲にかなり近いし、後で人に配布もできる。
ただし、後で「こんなん弾けねえべ」という譜面ができる確率も高い。
こんな楽譜になる。
慣れればしゃべり言葉も楽譜に書けるように!!
これは弾けねえべの楽譜(挫折した)
今年の目標は「人が演奏出来る楽譜を書く」です。一緒に演奏してくれる優しい方も募集してます。よしなに。
以上